2024/12/29 11:53

高層オフィスビルで働く私たちにとって、地震対策は重要です。
特に「長周期地震動」や火災など、高層ビル特有のリスクを知り、備えることが求められます。
このブログでは、高層オフィスビル内での地震リスクとその対策について知っておきたいポイントをまとめました。
▼高層ビルの構造と地震リスク
高層ビルは以下の3つの構造タイプに分類されます。
あなたの職場のビルがどの構造タイプに該当するかを確認し、それに応じた対策を考えることが大切です。
・耐震構造:建物自体の強度で地震に耐える一般的な構造。
・免震構造:地震の横揺れを抑えるが、強風時の揺れに注意が必要。
・制震構造:建物内の制震装置で揺れを軽減する構造。
▼高層ビル内での地震リスク
オフィス機器の固定
地震時、固定されていない什器が凶器になる可能性があります。デスクや棚を固定する対策を行いましょう。
長周期地震動
高層ビル特有の大きな揺れで、上層階では横方向に2~3m動くことも。オフィス機器や避難経路の安全を確保してください。
火災リスク
漏電火災が発生する場合があります。有毒ガスが避難の妨げになるため、防護マスクなどの備えも有効です。
エレベーターの停止
大地震時にはエレベーター内に閉じ込められるリスクが高まります。階段での避難を基本とし、非常時の対応を共有しておきましょう。
▼日頃からの備えが命を守る
地震時の影響は、ビルの構造やフロアの位置によって異なります。
普段から以下の点に注意し、対策を徹底しましょう。
・オフィス内の安全点検(什器の固定や避難経路の確認)
・非常用備品(防護マスクや懐中電灯など)の準備
・ビル管理者と防災対応の確認
高層オフィスビルでは特有のリスクが存在しますが、事前の備えと適切な行動で安全を確保することができます。
日頃から防災意識を高めて、いざというときに備えましょう。

長周期地震動による大きな揺れは、オフィス機器や家具を凶器に変える可能性があります。
動き回るデスクや機器が避難経路を塞ぐ中、腰を低くして安全に移動することが重要です。
当社の「防護マスク」はゴムバンドが頭の後ろを通る設計のため、低姿勢での避難時もずれにくくなっております。

大きな揺れによる電気配線の損傷が原因で、漏電火災が発生する可能性も考えられます。
スプリンクラーが機能しない場合、炎や煙が拡散し、視界や呼吸への影響が懸念されます。
当社の「防護マスク」は柔らかい綿100%素材のため、煙の吸引を軽減し、避難時の安全性を高めます。